川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ
税理士の福島「はい、なんでしょう?」
サキ「初めての著書、出版おめでとうございます!」
福島「新宿の某書店では平積みになっていたとか」
サキ「実はちゃんとした税金の本で驚かれたとか」
福島「それはおかしいでしょ!このタイトルでアイドルを語ってたらおかしいでしょ」
川c ’∀´) 「でも、あたしが登場してる時点で」←フリーランサーのあゆみ
サキ「ウゲッ、いつの間に来てたの!」
あゆみ「えっとねー!聞いてください!
あゆみ「なんと…… 」
あゆみ「なんと……」
福島「ムダに行数稼がないで下さい!」
サキ「そうやってひっぱって、ろくな結論がないからスベるんですよ」
川c ’∀´) 「すいません。マジメに相談したいことがあるんです」
福島「焼き鳥つくね丼をおごってくれたら、聞きますよ」
あゆみ「……わかりました」
実は、あるお客さんからのお金の支払いが昨年6月頃から止まっています。
きついんだろうな・・・と思い気を使って言っていたら、あっという間にもう2月・・・。
払って頂けていないお金はそこそこ多額に・・・。
相手の会社に請求を立てているから、立てた分はちゃんと確定申告しなくてはダメですよね?
多分今年中には払ってくれるとは思うんですが、「これだけまだ頂いてません」的な物を確定申告で提出したりとかあるんですか?
仲が凄く良い相手なだけに相手になんて言ったらいいのかわかりません。
福島「この場合は、一般的な売掛金と同じ扱いになります」
サキ「12月分を1月末に振込とかのケースですね?」
福島「そうです。請求している時点で(仕事をした時点で)売上は確定です。」
あゆみ「おかねをもらえなくても?」
福島「はい。お金をもらった時点で売上にできると、その時期をずらして利益操作ができてしまうからです」
あゆみ「じゃあ、アタシは税金だけとられるんですか?」
福島「だって、そのうちお金は払ってもらえるんでしょう?」
あゆみ「そりゃあそうですけど…」
サキ「仮に相手の経営が苦しくなって、事業をたたんだりしたら、どうなるんですか?」
福島「完全に回収不能となった時点で、その金額を『貸倒損失(かしだおれそんしつ)』として経費にします」
サキ「そこまでいって、ようやくプラマイゼロなんですね」
福島「ここでは詳細は書けませんが、貸倒損失というのも、なかなか実行するのは面倒ですねー」
あゆみ「そうですか……」
福島「……あゆみちゃん、大変そうですから、焼き鳥つくね丼は私がおごってあげますよ」
川c ’∀´) 「本当?やったー!」
川c ’∀´) 「なんかね、、お肉とタレとごはんが合う合うーっ!そしてすごいお腹いっぱいなるーっ」
サキ「先生、あたしなんか疲れました」
0 件のコメント:
コメントを投稿