2013年12月31日火曜日

決算(年の最後)に事業主借・事業主貸・元入金はどうする?


川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「はい、なんでしょう?」

サキ「クリスマス当日になると、すでにクリスマスが終わったようになるのはなんでですか?」

福島「まったくです。前夜祭(イブ)で終わった気になってますよね」

サキ「というわけで、今日はお祭りモード…」

福島「プレゼントもらった子供じゃないんだから!ウチの子は朝から、プレゼントのおもちゃで遊んでますけど」

川´・_・`リ 「……」

福島「今年も残り少ないんだから、早く質問に行きましょう!」


福島先生さま

日頃、情報をいただき誠にありがとうございます。

事業主借・貸の決算処理について、ご教示をお願いします。

現状
事業主借が事業主貸を上回っています。
 
このような場合、
普通預金には入金されたお金が入っています。

①普通預金は、引き出して事業主貸としてゼロにしておくのがよいのでしょうか?

②事業主借と事業主貸の差額を元入金にするようですが、
 会計ソフトが自動的に処理してくれるのでしょうか?
 それとも自分で決算処理をするのでしょうか?

③自動的に処理されないとすると元入金の処理は、いつの時点で処理すればよろしいでしょうか?

以上です。
年末のお忙しい時期で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。



福島「結論は、何もしなくて良いです」

サキ「出ました!バッサリ1行で終わり!」

福島「では、順番に解説です」


① 普通預金はどこまでも自分のお金なので、残高は自由です。

②③ 事業主借・事業主貸・元入金の関係は、会計ソフトが自動処理します



サキ「ずいぶんシンプルですね」

福島「本来は会計的にいろんな考え方があるのですが、税金に影響はないし、会計ソフトが勝手にやるので、気にしなくて良いです」

サキ「なるほど」

福島「ちょっとだけ理論をお話すると、こうなります」

元入金= 昨年までの元入金 + (事業主借 - 事業主貸 + 今年の利益)

サキ「これで安心して年末を迎えられますね!」

福島「さあ、今年中にもう一回くらい記事が書けるか書けないか…」



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