その1からの続きです。
川*^∇^)|| 「なるほど。要は国はケチなんですね」←アシスタントのサキの友人、クマイ
税理士の福島「そうじゃなくてさ。税金を返すってことは、国のお金を使うことになるから、そうカンタンには行かないんですよ」
同じようで違う、2つのパターン
��便宜的に、税率は一律10%とします)
��)
利益 100万円
所得控除 200万円
計算としての差額 -100万円
これが戻るとすれば、100万円×10%=10万円
��)
利益 100万円
所得控除 100万円
差引 ゼロ
あらかじめ引かれていた源泉10万円があるので、それだけ戻る。
福島「どちらも10万円戻ってきますが、この意味合いは全然違います」
クマイ「なんでですかぁ!?どちらも自分が10万円もらえるだけじゃないですか?」
福島「違うんだな。これが。分かりやすい2番からみましょう。これって、10万円はどこから来ている?」
クマイ「『あらかじめ引かれていた』ってあるから、誰かが引いたんですよね。」
福島「仮にこの人がイラストレーターだとしましょう。売上金から源泉が引かれます。」
クマイ「へ?なんで?売上から勝手にお金が引かれるんですか!?」
福島「…イラストレーターなど、いくつかのお仕事は、税金の前払いとして売上金からお金を引かれるんです。」
クマイ「そのお金はどこへ行くんですか?」
福島「先方さんが国に納めるんですよ。」
クマイ「ってことは、2番は自分が取られたお金が戻ってくるだけですか?」
福島「そうです。だから、長い目で見たら自分は損得ゼロです」
クマイ「1番はどうなるんですか?」
福島「これは、純粋に国から支払われるお金です」
川*^∇^)|| 「やったー!アタシ、お金もらえる!」
福島「これじゃあマズイから、控除といったらマイナスにならないんですよ」
クマイ「やっぱり、国はケチ!」
福島「……ところが、今、こういうパターンを作ろうという話もあるんです。」
クマイ「良い人もいるんですねー」
福島「『給付付き税額控除』っていいます。でも、話ばっかりで、全然前には進んでないです。本当は消費税の増税と同時にっていうのも…」
クマイ「やっぱりケチなんですよ」
らいおんさんへ
返信削除あああああ~
基本的なタイプミスでした。
ご指摘ありがとうございます。